どこにあるの?
シンガポールの表参道、ロバートソンキーにある鳥鍋屋さん「鳥金」。
最寄りMRT駅:ブルーライン/ダウンタウンライン Fort canning(フォートキャニング) 駅
近くの目印:ロバートソンキーワインコネクションのむかえ、UEスクエアの中にある。
お店の雰囲気
私はシンガポールに6年住んでいるけれど、この「鳥金」が一番日本ぽいな、と思っている。
行くたびに、日本の忘年会気分が味わえてしまうお店。
1階席と2階席があって、隣の席との間隔が広々としているのも好感がもてるし、1階席の天井が吹き抜けのように高くなっているので、開放感も半端ない。
お料理について
居酒屋メニュー
写真は「明太子卵焼き」に、「さつまあげ」。
明太卵焼きは、青じその千切りがのっていて、マヨネーズをちょっと付けて食べなさい、って。これは日本人以外の口に合うのだろうか。SGD10(約800円)くらい。
博多って「さつまあげ」?ってことで自家製で売っているさつま揚げを実食。ふわっふわで、これが本場の味なんだねー、とシンガポールの博多レストランで友達と納得しあう。
SGD12(約1,000円)くらい。
水炊き
シンガポールの博多の店で、さあ看板メニューの水炊きを食べましょう、となった時に初めて私は今まで水炊きなるものを食べたことがないことに気づいた。
ついでに博多料理も。
水炊きとは、鶏がらスープに鶏肉や野菜を入れて煮込む鍋料理、らしい。
味は醤油味、と塩味の2種類あって、この日は醤油をピックアップ。1人前SGD38(約3,400円)で2人前から注文できる。
まず、明らかにだしにこだわりがありそうなスープと、ぷりぷりの鶏肉が入ったお鍋が目の前に登場する。
鶏肉が出来上がったら、まずスープとお肉を取り分けてくれるので、素材の味をいただこう。
薬味として、柚子胡椒、お塩、みそっぽいのが置いてあるので、それをちょっとずつスープに入れながら。
がつんとした中国の火鍋には作り出せない、日本のおもてなし文化ならではの繊細な優しいお味が口の中に広がる。
「この味がわかる日本人でよかった。」なんて発想はおばさんくさいかな、なんて思っていると、横でイタリア人の旦那が「おいしいーおいしいー。」と食べていたので、日本人だからこの味がわかるというわけではないらしい。。
そのあとはお鍋に合いそうなお野菜が鍋に投入され、ふわふわの鶏肉だんごも追加され、ほふほふ言いながら食べるだけ!
そうして一番最後に「しめはご飯と麺どっちがいい?」と聞かれ、なんかテンションがあがる私。
麺というのはラーメンのことらしい、博多と言えば博多ラーメン、ということで迷わず「麺(ラーメン)」をチョイス。
だしのきいた汁に博多ラーメンっぽい白くて細めの麺が煮込まれていて、美味!
お腹も心も満足な感じのお店。
まとめ
お鍋を囲むと人と人の距離がいつもより縮まる気がしません?
こちらのお店のいいところは、とりわけなんかもお店の人がしてくれるので、会社の接待や集まりでも部下がそこまで気を遣う必要がないところ。
味もサービスもグッドなので、是非行ってみてね!
コメント