シンガポールの出生前検査について
お腹にいる子供に障害があるか調べる検査「出生前検査」。精神国日本では賛否両論あるようだけど、ここ合理的国シンガポールではあたりまえ。
私は、10週の時に訪れた検査で先生に「37歳だとダウン症の子が産まれる確率はだいたい200分の1だよ。ダウン症だけわかる検査受ける?もっと違う障害もわかる検査にする?それで費用は。。。」と、受ける前提で話しはじめられた。
もちろん私たちは出生前検査を受けるつもりでいたし、もしそれでお腹の子供に障害があれば、おろすつもりでいた。そしてその後二度と子供は作らない、と。
NiCE(Non-invasive Prenatal Testing)とは
私たちが選んだ検査はNiCE(Non-invasive Prenatal Testing)。
10週以降から受けられる検査で、母親の血液だけでダウン症含め14種類以上の障害がわかり、ついでにお腹の子の性別までわかってしまうという検査。突発的な障害だけでなく、遺伝性(DNA)の障害もわかるという検査。
高年齢、初の子供、一度初期で流産しているという理由から、遺伝性の障害もわかる検査にした。
お値段はSGD1,400(約12万円)。
これが客観的にみて、安いか高いかはわからないけど、これからも半年以上続く妊婦生活の「安心料」と思うと決して高いとは思わない。
遺伝性の障害はわからないけど、ダウン症などのメジャーな検査がSGD800(約6万円)くらいだった気がする。
検査の結果
結果が来るまで約1週間から10日ほど。検査結果は電話で教えてくれることになった。
その待ちの時間のなんと長いこと。昔、好きな人からの電話を待つ歯がゆいような気持ちはこんなんではなかっただろうか。待つしかできないもどかしさ。。
そして血液検査から11日が過ぎたとき、病院から電話が。結果は全て問題なし。ぶっきらぼうな受付がすぐ電話を切ろうとするのを待って!と遮り、「性別は?」
「ああ、ベイビーガール。」言い残して電話は切れた。
私は女の子の母親になるんだ。新たな感情が沸く。
10週の症状
私の妊娠10週の症状は、「便秘」。若い時は、ムチャなダイエットをしたりと、常に便秘で、便秘薬が手放せなかった私。便秘薬を4日に1度飲み、便を出す、というのが習慣になってた憎き若い時期。
30代後半になり、老いを感じ始め、健康に気を使い、野菜を食べ、水分をとり、ジムに通い体を鍛え、便秘とはおさらばしたはずだったのに。。
つわりがひどかった友達にそのつらさを伝えると、「え、便秘って。。」と完全にひいていた。
そして便秘しらずの100キロ超えデブの旦那は、トイレから出てくるたびに「あーあ、すっきりしたー。」とわざとらしくお腹をさすり、私をチラ見し、優越感を感じていた。
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