赤子がぐずり続け、眠れぬ孤独な夜を過ごす日々。気を抜くと負の感情に支配されそうになりながら、ぐずる赤子に打ち勝つ方法を考えた。ものは考えようによって変わるんだ。
産後ダイエットのための運動と考える
赤ちゃんは揺れるのが好きだ。楽をして座ると立って動けと促してくる。そして立って動かないと泣いて暴れる。
深夜に毎日それを永遠とやられると、どんなにかわいい我が子でもイライラしてくる。イライラする自分に嫌気がさし、疲れる。疲れるとさらにイライラが増す、という負のスパイラルに陥るのだ。
だから、こう考えてみた。
4キロの鉛を持ってウォーキングしている、と。
そうすると不思議なことに、深夜のあてのない我が子のあやしが楽しくなってくる。我が子が眠りについても、あと一周歩いておくか、とまさかのポジティブ思考になる。
修行だと考える
自分は修行僧の身だと想像する。
「雑念に耐え、ただ前を見て歩みを止めるな」とか、「終わらない夜はない」とか、修行僧が言いそうなことを頭で思い起こしながら、修行僧っぽく歩き回ってみる。
滝に打たれているところを想像してもいいし、座禅を組んでいるところを想像してもいい。
そうすると不思議なことに、神経が研ぎ澄まされ、あてのない我が子のあやしが苦にならなくなってくる。
全てを受け入れる
産まれたばかりなんだから、泣くのはあたりまえなのよ。
泣くことで成長しているのね。
泣くことが赤ちゃんの仕事なの。
と、すべてをおおらかに受け入れる。
そうすると不思議なことに、ストレスが半減する。
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寝ぼけた頭で、耳元で泣き続ける我が子を抱き、あてもなくリビングをうろうろしながら、そんなことを考えた。
コメント
こんにちは!シンガポールにイギリス人の旦那と3ヶ月の息子と住んでます。お話しできたらな〜とコメントさせていただきました^_^
Michiko-san,
コメントありがとうございます。今日本にいるので、シンガポールに戻ったら是非!来月戻る予定です。よかったらメールください:) kokoa.kokoa@yahoo.com