シンガポールで赤ちゃんの予防接種をうける~BCGワクチン

シンガポール子育て

日本では生後5~8か月の間に1度打つ結核予防のBCGワクチン。通称ハンコ注射。

シンガポールでは産まれてすぐに接種する。

日本で産まれて、生後5か月でシンガポールに入国した娘のBCGワクチンを接種するべく、シンガポール在住7年目にしてはじめてラッフルズホスピタルに足を踏み入れた。

他の予防接種は、シンガポールに数あるクリニックでも手軽にうけられるのだが、BCGワクチンに関しては、「お産のできる病院」でのみ接種が可能。

生後6か月を過ぎていると、結核菌感染の有無を調べる注射を一度打ってから、2日以内に再度病院に訪れ再診察後、BCGワクチンをうつ、という流れ。

シンガポールでは生後すぐ打つのが当たり前のBCGワクチンを、「なぜ今までほおっておいたのか。」と軽く医師に責められることから問診がスタート。

ラッフルズホスピタル自体は、予約時間の確認も何度もメッセージが送られてきて、待ち時間もない。病院もとても綺麗で、私たちが想像する「病院」というよりも、「オフィス」のような面持ち。

医師も看護師も、テキパキしていて、さすがシンガポールで指折りに入る格式高いプライベートホスピタル。

最安の保険にしか入っていない、シンガポールでの医療費すべて自費で突き進む私家族は、いつもはなるべく安い病院やクリニックを探し出すのだが、今回は「お産のできる病院」からしか選択肢がなかったため、一番対応が機敏で、どんな質問にもすぐさま返信をくれたラッフルズホスピタルを選択。

1度目の訪問:診察費+結核菌感染有無を調べる注射+熱が出た時に飲むシロップ=SGD240(日本円約2万円)

2度目の訪問:診察費+BCGワクチン=SGD180(日本円約1万4千円)

いつもなら、日本だったら無料なものに支払う高額医療費に、悔し涙のひとつも流すところだが、今回だけは違う。

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押さえつけられてかわいそうではあるけど、腫れあがる18個の針の跡よりましだ。

シンガポールのBCGワクチンは、赤ちゃんの太ももに「普通の注射針」でうつのだ。日本のように、腕にどでかいハンコが二つ、ではない。

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シンガポールも含め、ほとんどの海外の国ではすでにハンコ型ではなくなってるようだが、この日本式のハンコ注射の跡を残す子供を見るとなんとも痛々しい。

写真は甥っ子のハンコ注射の跡。

化膿したりする率も高いようだし、BCG注射に関しては、シンガポールでうけれて本当によかった。

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