娘の3歳の誕生日

シンガポール子育て

7月の前半は、私と旦那と娘の誕生日。

とりを飾るのが、娘の誕生日ということもあり、もちろんメインは娘の誕生日になる。

仕事で忙しい旦那は、「3歳という大切で、神聖な年を、忘れられない誕生日にするのだ。予算は問わない。」と私に言い残し、仕事に戻った。

丸投げ、というやつだ。

変に口出しされるよりはいいので、それなりにがんばった。

今年は娘の保育園のお友達を中心に呼び、パーティプランナーの業者さんにGoodie Bagとボールプールとバルーン作りをお願いした。

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食べ物は軽食をケータリングし、なるべく事前準備の疲労感とストレスを避けた。

そうして迎えた当日。

3歳になる娘は、すでに誕生日がなにかを知っている。好きなものはプリンセス。お友達が自分のために集まってくれること。ケーキのキャンドルを吹き消すこと。

保育園でいつも顔をあわせている子供たちが、休日に親と一緒に集まることの特別を、子供たち自身も感じてただろう。

初めは照れながら、そのあとに笑いながら仲良く遊ぶ姿を見て、なんども涙がでそうになった。

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大人たちは、笑う子供の横でお酒を飲みながら、子供たちの話に花を咲かせる。

コロナ禍に産まれたあの赤ちゃんが、もう3歳になって、2足歩行で走り回り、自分の意思を持ち、おしゃべりできるどころか2か国語をあやつっているなんて。

1年前のこの日、わけもわからず開催した娘のお誕生日会は、完全に大人の飲み会になってしまい、娘は終始ぐずり、私は疲労とストレスしか残らなかったことを、笑いながら思い出す。

振り返ると楽しいことだけがあるわけじゃないけれど。それもこれも、振り返ると笑える思い出になってるから。

産まれてきてくれて、ありがとう。あなたの心が楽しい気持ちでいつも満たされることを願って。

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Cocoaプロフィール
cocoasan

2014年、旅行でたまたま訪れたシンガポールに魅了され、32歳で現地採用の銀行員としてシンガポールに移住しました。現在は、フィットネスジムを経営する夫を手伝いながら、シンガポールで子育てをしています。

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