去年のハロウィンは、は?って感じだった娘も、今年はハロウィンはお菓子をもらえるイベントだということを認識した。
シンガポールでは、ハロウィンのイベントを住んでいるコンドミニアムでやっているところもあるらしいが、うちのコンドミニアムはそのようなイベントはない。
でも保育園でハロウィンパーティがあり、たいそう楽しんだらしい。
保育園のハロウィンイベントで、子供たちがもらうお菓子は、親たちが寄付する。
娘のクラスは1歳半~2歳半クラスなので、お菓子は「マシュマロか、ゼリーを持ってきてください。」とお知らせには書いてあったのだ。
日本人ママたちは、ゼリーはどこだ、マシュマロはどこに売ってるーと探しまわったらしい。規則は破ってなんぼでしょ、なんてかっこつけてる私でさえ、「うまい棒と、ビスケット」止まりだったのに。
保育園のハロウィンイベントから帰ってきた娘のかごには、やばめのお菓子がたくさん入っていた。合成着色料ありありのキャンディ、チョコチップクッキー、キャラメル、そして色んな種類の、チョコチョコチョコ。
てか親御さんたち、先生からのお知らせ読んだ?って感じ。
これがもし日本なら、ゼリーとマシュマロを持ってきてくださいと保育園から言われているのに「うまい棒」なんて持って行った親は、空気が読めない、お知らせ読んでないんですか、と責められるだろう。
これがもし日本なら、ゼリーとマシュマロのみ与えると保育園が言っているのに、子供がチョコを持って帰ってきたら、保育園にクレームがはいるところだろう。
ただ、ここは日本ではない。
正直ものはバカをみるし、まじめに規則に従うと、ただそのぶん損するだけ。
私はこの国のそんな緩さが好きだけど、結局チョコ持たせるんなら、お知らせにマシュマロかゼリーかなんて書くな!ってのは多少思う。
そんなこんなで、娘はハロウィンが大好きになった。
ハロウィンに対する執着は、ここ数日間はどこに行くにもコスチュームを着てお菓子入れるかごを持ち歩く程に。
道を歩くだけの知らない人にも、積極的にかごを突き出し「おかし!」と叫び、知り合いの子供たちには自分のもらったお菓子を見せびらかす程に。
週末は、かごいっぱいにもらったお菓子しか食べなかった程に。
お菓子はもう食べちゃダメ!ご飯をちゃんと食べなさい!と言うのを何百回も繰り返した週末だったけど、娘がイベントごとを認識していくのはとても楽しい。
娘よ、次はクリスマスっていうイベントがあるんだぞ。
パパが出張から帰ってきたら、去年買ったうちには大きすぎるクリスマスツリーを飾るんだってさ。
オーナメントを買い足して、プレゼントを選ぼうか。
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