娘が産まれてから今まで、4か月以上も、私は両親の助けを得ながら子育てをしていた、というよりも両親と一緒に子育てをしてきた。
2人ともものすごく協力的で、今でも感謝しかないが、子育て経験者の頼れる人が2人も常にそばにいると、自分自身が、子供と、子育てと100%向き合っていなかったのも事実。
「赤ちゃん寒いかな、もう1枚着せた方がいいかな。」「赤ちゃんなんで寝ないんだろう。」「赤ちゃん肌赤くなってるけど、病院行った方がいいかな。」という風に、なんでもかんでも親に聞き、確認をとり、指示を仰ぐ。
親の育児論を聞きながら、自分で考えるということをせずに、過ごしてきた。
そして、赤ちゃんが泣いても、親2人がそばにいると、「泣いてるよ~。」と言いながらお茶を飲んだり、赤ちゃんが機嫌よく笑っていようとも、「ちょっと車貸して。ドライブしてくる。」と、息抜きしたい欲が勝っていた。
今、シンガポールで「絶賛ガチンコワンオペ育児」を強いられて、娘と全力で向き合うようになった。
娘が泣けば「なんで泣いているのだろう。」と理由を追及し、娘が笑えば「もっと喜ばせたい。」と、ありとあらゆることをする。
お風呂の入れ方も、入れる時間も私次第だし、湯冷めしないように工夫し、汗をかけばあせもにならないようにクリームをたっぷりぬる。
娘が寝た後の1人時間を、とても貴重なものだと感じられるようになった。
だから、この2週間は私にとって必要だった。
無事に2週間のガチンコワンオペ育児を卒業し、旦那という育児の新入社員に、指導できる。
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