昨日ヘルパーと一緒に、お友達の家に遊びに行った娘。
夜8時くらいに電話がきて、「今日泊ってもいい?」と言われた。
娘のお友達は、今週ヘルパーと子供だけが家にいるので(両親は出張中)、是非泊ってとヘルパーがいう。ヘルパー同士もお友達ので、おしゃべりしながら一緒にいたいのだろう。
そして、うちのヘルパーも一緒にとのことなので、心配はない。私は夜を一人で過ごせるんですよ。願ってもいない幸せが、急に訪れたんのですよ。
なのに、なぜか私は動揺して、「ママがさみしいから帰ってきてー」なんて、ださいことを言って、3歳児とヘルパーたちをしらけさせた。
夜中に起きて帰りたいといったらどうしよう。私を探してさみしくなったらどうしよう。
この子にはまだ無理よ、と決めつけて、娘がわくわくする気持ちをぶちこわした。
ママがさみしいから、と娘に罪悪感さえ抱かせる、ずるい言葉を使って。
泊りたかったと、泣きながら帰ってきた娘をなだめながら、私は娘の友達のヘルパーに連絡をした。
明日うちのヘルパーと娘が、泊まりにいってもいいか、と。
日本人同士で、明日うちの子を泊まらせてくれ、なんて、いつでも泊まりにきてといわれていたとしても、頼めないけど。
娘の友達のヘルパーは、オフコース!といって喜んでくれた。
そして今朝、私は娘のパジャマを用意し、歯ブラシを用意し、お気に入りのブランケットを、お友達と一緒に食べるお菓子を、ぬいぐるみを用意した。
甲斐甲斐しく娘のお気に入りを用意するわたしに、ヘルパーは、私が用意するからいいのに、と苦笑いだったけど。
そして今朝、保育園に行って、帰りにそのまま友達の家に行った娘とヘルパー。
私は、仕事に行って、マッサージに行って、友人とご飯を食べて、家に帰ってきてシャワーを浴びて、紅茶をのみながら、ネットフリックスをみようとしたところで、ヘルパーから娘の写真が送られてきて、泣いた。
娘が産まれてから4年間、待ちわびていたはずの、ゆっくりと1人で家で過ごす夜なのに。
毎日一番大変なこの時間、お風呂に入れて、歯を磨いて、寝たくない子供を寝かしつける、この時間が、たまらなく恋しい。
自分の時間がほしいとなげきながらも、子供と一緒に寝落ちしてしまえる夜の幸せを、あらためて想った。
子供が成長するということの、うれしさと切なさを一緒に胸いっぱい感じながら、今日はひとりで、大の字になって眠る。
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