娘が3か月になって想うこと

シンガポール子育て

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子供が産まれたら、その瞬間にかわいさが爆発する人と、じんわりとかわいさが募っていくタイプがあるらしいよ、と以前誰かから聞いた。

私はどっちのタイプなのかな、と興味津々だったけど、どうやら後者だったようだ。

2500g以下で産まれた娘はか細くもろく、崩れてしまいそうだった。2.5kgの人間を目の前に、娘へのかわいさよりも不安が勝り、愛おしさよりも大変さが勝っていた。

2か月を過ぎたころから体重も5kgを超え、ずいぶん丸々と太ってきた娘。ちょっとやそっとでは壊れてしまわないだろう、という安心感から、ずいぶん雑に扱うようになった。

だんだんとできることが増えていき、寝てばかりいた赤ん坊が、目で私を追い、おもちゃを握り、夜寝る時間も増え、そしてにっこりと笑うようになった。赤ちゃんと過ごす時間が長くなるにつれ、余裕もでき、赤ちゃんのできることが増えていくにつれ、かわいさが増していった。

子供の話ばかりをしたり、子供の写真を見せる母親を軽くバカにしていたこの私が、子供の話題ばかりし、子供の写真を携帯の待ち受け画面にし、「かわいいね~。」と言われるのを待っている。

よく一緒に飲んでいた友達に子供ができると、「子供の話ばかりするような母親にならないでよ。」なんて笑いながら煙草の煙を吐き出し、別の友達が「最近育児で悩んで手さ。」なんて辛そうにしていると、「自分で選んだ道じゃん。泣き言言ってんじゃないよ。」なんて一喝してた性格の悪い私が、嬉々として育児の愚痴、育児の大変さを語る。

母親のみなさん、態度が悪くてすみません、私は嫉妬していました。どうか仲間にいれてください、という心境。

そうして、このか細い人間をを育てあげれるんだろうか、と思っていた私が、わずか3か月の間に、この子を絶対守りぬく、という強い想いを持つようになり、もうこの子なしでは生きていけない、とさえ思うようになっている。

娘が産まれた瞬間の気持ち↓

そして母になる
2020年7月17日午後1時5分、私は母になった。トツキトオカの、長いようで本当に長かった初めての妊娠期間を経て。 「産む」までがゴールだった妊娠生活。最大の恐怖は「帝王切開」。手術の痛み度合いを繰り返し検索する日々がやっと終わり、寝返りを
Cocoaプロフィール
cocoasan

2014年、旅行でたまたま訪れたシンガポールに魅了され、32歳で現地採用の銀行員としてシンガポールに移住しました。現在は、フィットネスジムを経営する夫を手伝いながら、シンガポールで子育てをしています。

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